今、注目を集める「免疫」とは? 訪問看護師さんへのアンケート結果を元に「免疫」や「栄養と免疫」の関係について深掘りします。
看護師さんの99%が答えました 「低栄養は感染症のリスクになると思う」
「低栄養」とは、さまざまな理由から食事の量が減り、健康的に生きるために必要な栄養素が不足した状態のことです。
今回、看護師さんのほとんどが、この「低栄養」が感染症のリスクになると思っていることがわかり、低栄養と感染症の関係について、「低栄養から感染症にかかる利用者を多く見ている」「低栄養により免疫力が低下するから」などの声が多数寄せられました。
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調査概要
調査名:免疫と乳酸菌に関するアンケート/調査機関:2020年6月1日から6月19日/調査対象:全国の訪問看護ステーションのうち、ニュートリーにサンプル請求した2198施設(看護師対象)/調査方法:郵送/回答数:179件/調査主体:ニュートリー株式会社 - 低栄養にならないためには?
- 一般的に高齢になるとあっさりしたものを好むようになり、食事に偏りが生じたり、食が細くなり少ししか食べられなくなったりと、低栄養になる危険性が高くなります。気づかないうちに低栄養状態に陥っていることもありますので、危険性が高くなります。毎日の生活のちょっとした変化に早めに気づいて予防しましょう。
- 低栄養に早く気づくためのチェックリスト
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- 食欲が低下し、食事の量が減ってきた
- あっさりした献立を好むようになった
- 体重が減ってきた
- かぜを引きやすくなった
- 疲れやすくなった
- 足がむくみやすくなった
- これまで渡れていた横断歩道が渡れなくなった
上のにチェックが入ったら、食事を見直しましょう。
- 低栄養を予防する食事のポイント
- 日々の食事の中でちょっとした工夫をすることで、低栄養は防げます。
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たんぱく質の多い食品をプラス
いつもの食事にあと1品、たんぱく源となる食品を追加しましょう。 -
エネルギーアップの工夫
同じ献立でも味付けにごま油やマヨネーズなどを加えて、風味付けとエネルギーアップを図りましょう。 -
栄養補助食品を活用してビタミン・ミネラルも 栄養補助食品
栄養補助食品を活用すると手軽に栄養が補給でき、普段の食事では量や種類をまかないきれないビタミン・ミネラルも摂ることができます。バランスの良い食生活のためにも上手に活用しましょう。
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たんぱく質の多い食品をプラス
- 参考文献:おいしく食べて低栄養予防応援(監修:福島学院大学 短期大学部 食物栄養科 講師・管理栄養士 田村佳奈美先生)